ケトン体ダイエット

ケトン体ダイエットとは最早知らないではすまされません。インテル長友選手も取り組む人類最強の食事法で風邪もひきにくい、健康な体を作り上げましょう。

ケトン体ダイエットの危険性

一時はかなりもてはやされたケトン体ダイエットですが、最近は若干沈静気味のような気もします。

かといって他の食事法がいいかというとそうでもないんですけどね。ベジタリアンヴィーガンはやはり栄養的に厳しいみたいな話も多いです。

 

ではケトン体ダイエットの危険性としては何が指摘されるのでしょうか。

 

それは無理矢理ケトーシスに持っていくような食事です。とにかくケトーシスになること自体を目的にしてしまう。それが一番危険です。

 

人によってはケトーシスになりづらい人もいるでしょう。すぐになる人もいるでしょう。

 

なにより人間は太古の時代からケトン体とともに生きてきました。だからある意味自然とケトン体を出すことはできるはずなのです。

例えば夕飯を18時に食べて、翌日の朝ごはんが8時だった場合14時間ほど間が空いています。おそらくこの間にケトン体でてるはずです。糖質だけだとそこまで持たないから。

 

つまり自然と出るものは出るのです。ケトン体。

それを無理矢理出そうとするから危険性が出てくるのではないかと思います。

 

ケトン体ダイエットはリバウンドしやすい?

ケトン体ダイエットはリバウンドしやすいなんて話を聞くことがあります。確かにそれまで糖質を摂る量を極端に減らしていたりすると、ケトン体ダイエットをやめてしまったときに糖質のおいしさに触れて、またどんどん食べたくなるということはあるでしょう。

 

しかし、ケトン体ダイエットは、期間限定でやるようなものではありません。本来あるべき健康な体を取り戻すため、現代社会の糖質まみれの食生活から抜け出すことが本質的な目的です。

 

ですので、リバウンドという考え方自体が本来はないのです。食事を元に戻したらまた糖質まみれになり、血液は汚れ、中性脂肪たっぷりの体へと逆戻りするのは確実です。それはリバウンドなのでしょうか?

 

リバウンドと呼んでもいいのですが、ケトン体ダイエットをやめること自体が無意味だということを理解しましょう。

 

一時的にやっても意味がありません。自分が何を食べるべきか。これを真剣に考えるのがケトン体ダイエットでもあります。

 

ケトン体ダイエットと糖質

ケトン体ダイエットの場合糖質カットするのは最初だけで、慣れてくれば糖質は摂ってもいい、という趣旨の記事もチョコチョコ見かけます。そういった記事を見ると糖質大好き人間は、やったー!糖質、炭水化物食べてもいいんだあ~となってしまうかもしれません。おそらくその時点でケトン体ダイエットは成功しないと思われますが・・・

 

その是非よりもケトン体ダイエットが実現しないといけないものに注目したほうがいいです。ケトン体ダイエットによって実現しないといけないのは、体重が減ることでも、糖質を少量なら摂ってもいいとか摂ってはいけないとかではありません。

 

エネルギー代謝のエンジンを糖質から脂質に変えること。これが一番大事です。これが実現できていれば、食べるものはあまり重要でないとは言いませんが、もしかして糖質を摂っても大丈夫なのかもしれません。

 

しかし糖質、炭水化物は体内でものすごくエネルギーになりやすいと言われます。食べ物から糖質を摂取した場合、やはり優先して使われてしまうのは糖質でしょう。たまに糖質を食べて、それで糖質からエネルギー消費されるも、すぐに脂質代謝に切り替わるならいいでしょう。

 

ただし、体はどうしても楽なほうに流れていってしまいがちです。糖質を食べたときの快感はものすごいものがあります。一説には麻薬よりも強い快感が脳に与えられるとも・・・

 

ですので、ケトン体ダイエットをやる上で、糖質を食べてもいいから取り組む、というスタンスではいないほうがいいでしょう。気づいたらまたエネルギーが糖質中心になっている可能性だってあります。その時は体重はもちろん、そもそも目指していた健康体からは程遠い状態になっている可能性だってあるのですから。。

ケトン体がどうしてアトピーを治してくれるのか

ケトン体ダイエットを始めてアトピーが治ったという話を時々聞きます。これはどうしてなんでしょうか。

 

おそらく、ケトン体自身が何かをしているということではないと思います。それ以上にそれまで摂取していた糖質。これが悪さをしていたんだと思います。糖質は血管を傷つけます。また、体内でうまく代謝できない糖質はアトピーとして現れることがあると言います。

 

ケトン体ダイエットをすることで、この余計な糖質が体内からなくなったんですね。その結果ケトン体がアトピーを治したと言うよりは、アトピーの原因になっていた糖質がなくなったために、お肌が綺麗になった、ということではないでしょうか。

 

もちろんその他にもたんぱく質や脂質の摂取も大事です。ただ、大きな原因の一つを除去したことが治療に貢献していることは間違いないでしょう。

ケトン体ダイエットに飲み物は重要

ケトン体ダイエットにとって飲み物は結構肝ではないかと思います。というのもケトン体ダイエットを始めてから、飲み物に結構救われているからです。

 

しばらく甘いものはもちろん炭水化物を食べていないと、もうそれに慣れてしまうことも多いです。食べないこと前提で思考回路が働いているという状態でしょうか。ケトン体思考とでも呼びましょう。

 

しかし、なぜかふと甘いものを食べたい思考になっている時、いや、思考というか体が欲している時があるのに気づきました。意識的にではないとは思いますが、これまでとぷしつを取っていたタイミング、例えばちょっと疲れたときなどにおそらく体がその感覚を覚えていて、甘いもの食べたいよ~という信号を発しているのかもしれません。

 

これはちょっと危険です。そのときに食べてしまうとおそらく糖質代謝が再稼動を始める可能性も否定できません。いや、してしまうのではないかと思います。

 

そんな時に活躍してくれているのが飲み物です。要は水分不足に陥っているようなんです。ちょっと多めに、500mlくらいを一気に飲んであげると、不思議と甘いものが欲しいという感覚は全然なくなります。

 

水分不足になる感覚と甘いものが欲しい感覚が似ているのかもしれません。それを勘違いして体が甘いものを想像しているのかもしれません。いずれにせよ水をちょっと多めに飲んであげると解消するので、もし同じような感覚があった試してみてくださいね。

 

もちろん飲むものはジュースではなく、ミネラルウォーター系です。最近のお気に入りはこちら。

 

ソーダを飲んだ時の爽快感が得られますよ。もちろん糖質は入ってない完全無糖です!ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムが含まれる天然炭酸ミネラルウォーターです!

 

ココナッツオイルについての誤解

ケトン体ダイエットに取り組む際に時々ココナッツオイルを摂りましょう、という情報を目にします。ココナッツオイルには中鎖脂肪酸が多く含まれており、ケトン体が中鎖脂肪酸から作られるので、糖代謝(シュガーバーニング)からケトン代謝(ファットバーニング)の切り替えに役立つという内容です。

 

しかし、これは若干誤解を招く可能性がるのではと思います。というのも糖質を食べていたらココナッツオイルを摂ってもいわゆる代謝の切り替えにはならず、かえって太ってしまう可能性があるからです。

 

どんなにいい脂を摂っても、糖質を摂っていたら中性脂肪になってしまいます。ココナッツオイルを摂ってさえいれば痩せる、ケトン体代謝になるというわけではありません。あくまで体内に余計な糖質を最大限入れないことが重要です。

 

体内に糖質を最大限入れないことにより、体がエネルギー源として脂肪を使い始める、このスイッチを入れてあげることが大事です。決してココナッツオイルを摂れば代謝がほとんどの人が使っている糖代謝からケトン体代謝に変わるわけではありません。

 

そして盲目的にココナッツオイルを摂ってしまうと、糖質と一緒だった場合中性脂肪が増えてしまうことだってあるでしょう。ここに気をつけずに、ココナッツオイルを摂ればケトン体代謝になるぞーという情報には気をつけましょうね。

 

間違ってもパンにココナッツオイルをつけて食べるとかいうことをしてはいけませんよ。中鎖脂肪酸があればケトン体が生成されて体内で使われるようになるのではなく、体内に余分な糖質がないがゆえに、材料として中鎖脂肪酸を使ってケトン体を生成するのです。

ケトン体ダイエットに適してる味噌は?

ケトン体ダイエットをしていると味付けに困ることもあるようです。どれだけこれまで味付けに糖質というか砂糖を使ってきたか、ということでもあります。

 

ケトン体ダイエットで役に立つのは塩でしょう。それも精製されたものではない、天然の塩がいいでしょうね。マグネシウムとかが除去されていない塩です。そして味噌も使えますよ。ただし、味噌も気をつけたほうがいいのは、発酵期間が長いもの、そして原料に不純物がないものを選ぶことです。

 

添加物が加えられていたり、減塩されていたり、発酵期間が3ヶ月とか半年とかになっていたりするものは、人工的に発酵を進めさせられた可能性がありますので、少し考えたほうがいいです。せっかくケトン体ダイエットをしてヘルシーな体になろうとしているのに、危険なものを体内に入れるわけにいきませんからね。

 

味噌の中には糖質を使っているものもありますから、注意です。天然醸造法、天然の塩を使って2年~3年ほどかけて作ったお味噌をお勧めしますよ。お味噌は結構味が濃いですから、少しの量で味付けができる優れものです。塩と一緒に味付けにうまく利用できると料理の幅も広がりますね。