インテル長友佑都もケトン体ダイエット(動画あり)
インテル長友佑都選手。やべっちFCで激白です。なんとケトン体ダイエットに取り組んでいるんです。
「ケトン体回路にしたい」
この言葉が長友選手から出てきたことが衝撃です。そういえばジョコビッチもグルテンフリーにしてから飛躍的に成績を伸ばしています。
You Are What You Eat
なんてフレーズを聞くこともありますが、まさにこれですね。動画の中で長友選手も言ってますが、自分の体への投資です。これができないとプロスポーツ選手としてはトップレベルに行けないのかもしれません。
長友選手も目指すケトン体質とは何なのでしょうか。
簡単に言うと、ケトン体と呼ばれる脂肪酸からできるエネルギーを体の主なエネルギー源とすることです。食事から摂ったブドウ糖ではなく、脂肪をエネルギー源として主に使うようになることがケトン体質ということです。
現代人の場合炭水化物だったり砂糖を多く取る機会が多いため、どうしてもエネルギー源はブドウ糖になりがちです。ブドウ糖はエネルギーになりやすいのですが、体内に保持できる量も少なく、なにより血糖値を過剰にあげてしまいます。そうすると体内ではその血糖値を下げようとしてインシュリンが分泌され、中性脂肪へとブドウ糖は変わっていきます。
実はもうこの過程を経ること自体が体を傷つけていることになるのです。さらに悪いことに体がブドウ糖を使うことに慣れていると、体内にいくら脂肪があっても、ブドウ糖を求めるようになります。先ほど書いたように体内のブドウ糖貯蓄量には限界がありますから、そうすると、あの飢餓感、お腹がすいて動けないという糖質ジャンキー特有の脱力感を味わうことになります。
ケトン体をエネルギーとして使えるようになることを糖質代謝からケトン体代謝に切り替わる、なんて言い方をしたりしています。ケトン体は糖質(ブドウ糖)よりも代謝効率がいい、つまり少ない材料で多くのエネルギーを作れるそうです。そしてなによりも体内に貯蓄できる量がブドウ糖よりも多いということです。こういったこともサッカー選手にとっては魅力的なんでしょうね。
でもこれ、サッカー選手だけじゃなくて、一般の人にとっても重要です。炭水化物やジュースなどで糖質を体内に入れると、先ほども書いたように血糖値が上がりますが、その際糖質は血管を損傷していると言われています。これを早急に防ごうとすい臓がインシュリンを分泌するのですが、人間的にはこれは緊急事態なので、そんなに何回も行うことを想定していません。緊急事態を繰り返しているとどうなるか・・・そのうちすい臓がうまく動かなくなるんですね。その結果糖尿病・・・ということなんです。
これは今後の長友選手の情報発信に大注目ですね。是非鈴木啓太選手の腸内フローラ事業とともに、スポーツ界にいろいろなことをフィードバックして欲しいものです。
動画はこちらでどうぞ。