ケトン体ダイエットと糖質
ケトン体ダイエットの場合糖質カットするのは最初だけで、慣れてくれば糖質は摂ってもいい、という趣旨の記事もチョコチョコ見かけます。そういった記事を見ると糖質大好き人間は、やったー!糖質、炭水化物食べてもいいんだあ~となってしまうかもしれません。おそらくその時点でケトン体ダイエットは成功しないと思われますが・・・
その是非よりもケトン体ダイエットが実現しないといけないものに注目したほうがいいです。ケトン体ダイエットによって実現しないといけないのは、体重が減ることでも、糖質を少量なら摂ってもいいとか摂ってはいけないとかではありません。
エネルギー代謝のエンジンを糖質から脂質に変えること。これが一番大事です。これが実現できていれば、食べるものはあまり重要でないとは言いませんが、もしかして糖質を摂っても大丈夫なのかもしれません。
しかし糖質、炭水化物は体内でものすごくエネルギーになりやすいと言われます。食べ物から糖質を摂取した場合、やはり優先して使われてしまうのは糖質でしょう。たまに糖質を食べて、それで糖質からエネルギー消費されるも、すぐに脂質代謝に切り替わるならいいでしょう。
ただし、体はどうしても楽なほうに流れていってしまいがちです。糖質を食べたときの快感はものすごいものがあります。一説には麻薬よりも強い快感が脳に与えられるとも・・・
ですので、ケトン体ダイエットをやる上で、糖質を食べてもいいから取り組む、というスタンスではいないほうがいいでしょう。気づいたらまたエネルギーが糖質中心になっている可能性だってあります。その時は体重はもちろん、そもそも目指していた健康体からは程遠い状態になっている可能性だってあるのですから。。